ワークパーミット(労働許可証)ですね。

外国人は必ずこれを所持しないと労働(収入を受ける)することはできません。

また、基本的に技術職などは、外国人本人が行うのではなく、その技術移転が本来の仕事であり

仮にそれをするとよろしくないということになるのです。。例えば、ゴルフのインストラクター、

理美容師などなどですね。 (もちろん抜け道はたくさんあって本人が行っているところは

たくさんありますし、もちろんそれがウリにしていますので、しないわけには行きません)

自分が一番最初にタイに赴任した時も、あれは1995年の冬。

当時の通産省(現在の経産省)の肝入りで、OVTA(簡単にいうと、技術を移転するためにタイで

タイ人に対して教育をする)という建前で入りました。 そのため、幕張に研修を行った覚えも

ありました。

ここでも自分は実務をしなくて、タイ人のレベルの底上げをするということをとことんと、

刷り込まされてきました(別に洗脳ではありません、遠回しに言うと教育ですね!)

ただ、こと、日系企業においては、駐在の人間が実務をしてしまう、するような仕組み、システムに

なってしまってるという現実があると言うことですね。

何が言いたいと言うと、労働許可証を持つ外国人労働者というのも、基本的にはタイの政府から見ると

そういう位置付け。 つまり、実務はしてはならないというのが原則なわけです。

どこかで、政府が機嫌が悪くなった時、昔の法令か条例などを持ち出して、排除をしようと思うと

できるのではないかと危惧している次第です。

っで、労働許可証もビザ(今回はNon-B)が更新があるように、更新が必ずあります。

今まで、サラリーマンだったので、全て管理部が面倒を見てもらっていたので、全然気にしなかったのですが、

自立して、何でもかんでも自分でやるようになり、労働許可証の更新の時期になったので

初めて、更新にかかる健康診断に行ってきたわけです。

(サラリーマン時代にはそのためにわざわざ検診をした覚えがありませんでした)

多分、年に一回の総合健康診断で代用しているのではないか?と思った次第。

ま、運転免許証更新に対しても健康診断書が必要で、当たり前の世界なんですね。

(でも、運転免許証の更新の時、サラリーマンの時も検診を受けたことはなかったし、

昨年、免許の更新の際に、検診を受けて、るんるんと持っていったのですが、見もせずに

受け取ろうともしなかったけど、なぜか更新できたなぁ)

ということで、わざわざアソークまで出向いていき、クリニックに行ってきました。

前振りが長い?

聞くところによると、このコロナ禍、川の内側、つまりプラカノンまでは大きい病院に行って

検診をしなさいというお達し。バンコクでまだやばいという雰囲気がプンプンの時でしたから。

ただ、我が家は川向こう、オンヌットなので、かろうじてセーフ。

そして面白いのは、知り合いはRama9病院と言ってかなり上級の病院で取ってこいと言われたみたいで

1500バーツくらい検診料がかかったようで、私のところは500バーツ。 

スタンダードがわかりません。

あらかじめ問診票をメールでもらっていたので、それを作成して送ってあったので、スムーズに

進んで、あっという間に終わりました。

採血があると身構えておりましたが、糖尿病検査のキットみたいなので、指先からチェックだけで

ちょっと肩透かし。 ま、500バーツですからね(笑

ただ、それだけなんですが、なんなんでしょうね。 移民局と保健省が結託しているのか?と

思った次第ですよ。

非常に形骸化したタイの一面を見てしまった瞬間でした。